ユビキタス・コンピューティング 2012 4 22

書名 スマートフォン仕事革命
著者 永田 一八  飯塚 直  マイナビ新書

 スマホとガラケー。
あなたは、この違いを説明できるでしょうか。
 スマホは、今流行のスマートフォンのことで、
ガラケーは、ガラパゴス・ケータイの略称で、
つまり、従来型の多機能携帯電話のことです。
 もう一度、言い換えれば、
スマホは、電話機能付き携帯型パソコンで、
ガラケーは、多機能携帯電話のことです。
 これで、わかったでしょうか。
要するに、スマホは、持ち歩けるパソコンで、
電話機能が付いていると思えばよいのです。
 このように考えれば、
スマホとガラケーの違いが、はっきりしてくると思います。
 そうなると、スマホとガラケーを使う人が、
それぞれ違ってくると思います。
 パソコン好きの人は、
すぐにスマホに変えた方がよいでしょう。
 パソコンが嫌いな人は、
従来型携帯電話を使い続けた方がよいでしょう。
 ひょっとして、スマホでパソコン入門して、
パソコンの魅力に気づいて、
デスクトップ型パソコンを使うようになるという道順も、
あり得るかもしれません。
 スマホで、ついに実現したのです。
いつでも、どこでもインターネット。
ユビキタス社会の実現が、スマホで完成したのです。
 東京大学の坂村教授の夢だった、
ユビキタス・コンピューティングやユビキタス・ネットワークが、
スマホによって、ついに達成されたのです。
 さて、会社で働く人は、
好きでも嫌いでも、スマホを使いこなす必要があるでしょう。
今や、スマホが使えなければ仕事にならない時代がやってきたからです。
 そうは言っても、本屋に行けば、
スマホの入門書は少なく、
たくさん置いてあるのは、機種別のマニュアルだけです。
昔だったら、マニュアルは、商品と一緒に箱に入っていましたが、
今、箱に入っているマニュアルは、薄く簡素なものになりました。
つまり、機種別のマニュアルは、いつの間にか本屋で買うことになったのです。
 こういう方法の方が、わかりやすいマニュアルになるかもしれません。
なにしろ、競争がありますから、
わかりにくいマニュアルは、すぐに売れなくなります。
 話がそれました。
そういうわけで、スマホ全般の入門書は、意外にも少ないと思います。
 そこで役に立つのが、「スマートフォン仕事革命」という本です。
この本では、中高年を念頭に本を書いたと思われます。
中高年ならば、「昔、懐かしい」という話が出てきます。
目次を書いておきますので、きっと参考になると思います。
第1章 ケータイ卒業へのイントロ
第2章 ガラケーに足りなかったもの
第3章 スマートフォンで何ができるのか
第4章 スマホデビューに向けての準備
第5章 スマホの未来と明日のビジネス








































































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